FANCOMI Ad-Tech Blog

株式会社ファンコミュニケーションズ nend・新規事業のエンジニア・技術ブログ

ネイティブ広告導入したらどうなるか見えるくん(非公式)を公開しました

こんにちは、y_yamadaです。 今回は手短に。

はじめに

12月1日についにnendからもネイティブ広告がリリースされました。
使い方や導入の仕方はこちらに記事を上げさせていただいています。
nendのネイティブアド導入までの流れ~STEP①新規広告枠を作成~
nendのネイティブアド掲載方法事例~Webサイト編~

ネイティブ広告は、バナー広告やアイコン広告のようにほぼ定型な形や使い方をする広告とは違って、サイトやアプリの雰囲気に溶け込むように自由な形式で利用できる広告です。
いままでも、ページ切り替わりで使えるインタースティシャル広告や、小ささがウリのアイコン広告も、メディアさんの発想次第で意外な使い方ができました。

ですが、ネイティブ広告はアドネットワークから抽選された広告素材(画像、文字)をメディアさんが自由に配置、装飾できるのでRSSフィード風、記事一覧風、自社商品一覧のアクセントに使うなど無限の利用形態が考えられます。

ただ、その反面、HTMLのカスタマイズが必要であったり、画像の大小、並びのバランスなど色々考える必要があるためいざ自分のサイトやアプリにどう組み込むのか想像が難しい面もあります。

そこで今回、アプリ向けにネイティブ広告の配置を気軽に確認できるツール(非公式)を提供することにしました。

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RPGツクールMVに力技でnendのインタースティシャル広告を実装した(iOS編)

こんにちは、nend SDK担当のt_kinamiです。

本日発売されたRPGツクールMVが、スマホ用にアプリを作成できる! ということで、早速nendを組み込んでみました。

どうせならと思い、ゲームと相性の良いインタースティシャル広告を出してみました。

広告を表示するまでに、大きく分けて3つの処理が必要となります。

  1. ゲーム内イベントで特定のURLスキームにアクセス
  2. cordovaでURLをフック
  3. SDKを使ってインタースティシャルを表示
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TreasureDataで機械学習してみる

この記事はTreasure Data Advent Calendar 11日目の記事です。

こんにちは、データマイニングチームのy_kawasakiです。(毎回所属が変わってます!)

最近、大量のデータを前に途方にくれていました。TreasureData(以下TD)という、武器を手に入れて、がっつりと戦っているところです。

TDにはHivemallという、Hive上で動くscalable machine learning libraryが実装されています。Hivemallの使い方はgithubのwikiによくまとめられているのですが、それは、あくまで、Hive上で動かすことを前提に書かれています。今回は、TD上で動いているHivemallを使いたいため、一部、変更したりする必要があります。

とりあえず、手を動かしたいということで、どこのご家庭にも常備してある、あやめのデータを使いたいと思います。

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【後編】Apache Sparkを使って、メモリ使用量が大きいバッチ処理をスケールアウト

こんにちは、弊社で1ヶ月半ほどインターンとして働いているt_sakaiです。

インターンシップの課題として、メモリ使用量が大きくて将来問題になりそうなバッチ処理をスケールアウトできるように書き換えるという課題に取り組みました。 解決手段として流行りのApache Sparkを使ってみたので、本記事ではこれについて書こうと思います。

本記事で使っている言語はScalaです。

前編ではSparkを選んだ理由とSparkの基礎について説明したので、後編では既存プログラムをSpark用に書き換える際の問題と解決方法について説明します。

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【前編】Apache Sparkを使って、メモリ使用量が大きいバッチ処理をスケールアウト

初めまして、弊社で1ヶ月半ほどインターンとして働いているt_sakaiです。

インターンシップの課題として、メモリ使用量が大きくて将来問題になりそうなバッチ処理をスケールアウトできるように書き換えるという課題に取り組みました。 解決手段として流行りのApache Sparkを使ってみたので、本記事ではこれについて書こうと思います。

本記事で使っている言語はScalaです。

Spark + Scala

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