こんにちは。k_manabeです。
少し前にようやくEclipseからAndroidStudioへの移行が完了しました。 ということで今回は、AndroidStudioでの開発を更に便利にしてくれるプラグインをいくつかご紹介したいと思います。
本記事はAndroid開発者向けの内容となっております。
Android Parcelable code generator
(個人的に)何かと使う機会の多いParcelable。 使用する際はシリアライズするフィールドを定義し、それぞれのフィールドに対し書き込み&読み込みの処理を記述し、Parcelable.Creatorを実装し...と何かとやることが多いです。 こちらのプラグインはその名の通り、やること多めな Parcelableを自動生成してくれるプラグインです。
インストール
Preferences > PluginsからBrowse Repositoriesを開き、検索ウィンドウにParcelableと入力します。
上記のAndroid Parcelable code generatorを選択してインストールします。
インストール後、AndroidStudioを再起動します。
使い方
Parcelableを実装したいクラスを適当に作成します。
メニューのGenerateウィンドウを開き、Parcelableを選択します。
こうなります。 一撃です。
なお、上記ではご紹介していませんが、ParcelableのListなんかもサポートしてくれているようです。 詳細はこちらをご参照ください。
ADB Idea
Android Studio上からadbコマンドを実行できるようになるプラグインです。 ターミナル等を開いて自分でコマンドを打ち込む手間が省けます。
インストール
こちらも同様にBrowse Repositoriesで検索してインストールします。
インストール後、AndroidStudioを再起動します。
使い方
Find Actionでadbと入力し、実行したいコマンドを選択します。
AndroidStudio上でアプリのデータ削除や再起動、アンインストール等ができて便利です。 より詳しい内容はこちらをご参照ください。
Android Drawable Importer
AndroidStudio上から、画像等のDrawableをプロジェクトへインポートできるようになるプラグインです。 もちろんMaterial designにも対応しています。
インストール
こちらも同様にBrowse Repositoriesで検索してインストールします。
使い方
まず、Preferences > Other Settings > Android Drawable Importerで使用するアイコン画像の設定を行います。
Download AndroidIconsおよびDownload Material Iconsボタンを押すとダウンロードページに飛ばしてくれます。画像がない場合はそちらからダウンロードしてください。
続いて、プロジェクトメニュー > Newを選択し、以下の中からインポートしたいリソースを選択します。
- AndroidIcons Drawable
- MaterialIcons Import
- Scaled Drawable
- MultiSource-Drawable
MaterialIcons Importでは以下のような画面が表示され、アイコンの種類や色、サイズ等を選択してインポートすることができます。
欲しいアイコンを簡単に見つけることができ、かつ画像ファイルを解像度毎に手作業で一つ一つプロジェクトにインポートする手間も省くことができるので、かなり便利です。自分でやるより3倍速いです。 ToolbarやFloating Action Buttonで表示するアイコンを選ぶときは、こちらのプラグインを毎度使わせてもらっています。 より詳しい内容はこちらをご参照ください。
おわりに
デフォルトのままでも十分便利に使えるAndroidStudioですが、こういったプラグインを使うことで更に開発効率を上げることができそうです。 まだまだ使えそうなプラグインを色々と物色している最中ですので、もし良さげなのが新たに見つかった場合は後編とかでご紹介したいと思います。